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 niftyPC通信キヤノンforamでのEOS-1Nの
  ファインダー視野率、トラブル、ROM書き換えに関するQ/A(抜粋)


01077/01097 GCH05635 大竹 良秀 EOS1Nのファインダ視野率とROM修正にご質問
(17) 01/02/08 11:16 コメント数:3

キヤノンST御中

 お久しぶりです。このSTからはかなり長期間遠ざかっておりました。

 EOS−1Nについてお伺いします。
 相棒が常用し(ボデーNo.111355 )、私も1台持っています
(ボデーNo.140611、最近はテストでたまに使う程度)。

1.ファインダーの視野率は公称100%となっていますが、事実ですか。
  そうでないなら実際はどれくらいなのですか。

  昨年11月下旬、立山の取材に行ったときの道すがら、相棒の上記
 EOS−1Nを借りてほぼ無限遠の風景を撮影しました。
 レンズはタムロン28-300で、130ミリくらい焦点距離だった と思います。
 その時ファインダー右端に鉄塔が入っているのに気が付き、
 ファインダーぎりぎりでカットした記憶があるのですが、現像したフィルムを
 見たら、右端約0.7ミリの位置に入ってしまいました。
 
 なおそのあと、全く同じ風景を、念のためと思い結局自分の
 F5+AF−S80−200を引っ張り出して、同様に撮影しましたが、
 こちらは期待していたとおりに写っていました。


2.ボデー液晶表示部の露出補正値が勝手に+3になり、その後ボデーが
 一切操作不能になるトラブルに対し、ROM(内蔵ソフト)の修正が
 行われ、修正後のROMなら同じ原因が生じても裏ブタのサブダイヤル
 が無効になるだけで、その他の機能は動作し、露出補正は+-ボタンと
 メインダイヤルで可能になっているように思えます。
 この修正はいつ行われ、どのボデーNo.から適用され、それ以前の
 EOS−1Nユーザーにどのように公表され、あるいは連絡されたので
 しょうか。
 それに、これは製品のかなりの重大な欠陥と思えますから、本来なら
 無償扱いにすべきものと思いますが、実際はどうなっているのでしょう
 か。

                     大竹 良秀
  (http://www.cosmos21.co.jp/information/photomtrl.htm
     別称 あまの たいら)
 

01087/01097 LEQ00360 CanonST MM RE:EOS1Nのファインダ視野率とROM修正に
(17) 01/02/15 13:20 01077へのコメント コメント数:1

大竹 良秀 様

日頃より弊社製品をご利用いただき、誠にありがとうございます。お問い合せ
頂きました件につきましてご返答いたします。

1.ファインダー視野率100% ですが、カタログには、上下左右 ほぼ100%と記
載してございます。EOS-1Nの規格としては、EF50mm f1.8 ∞で 99±1%です。
なお、ご使用のレンズによっては若干の誤差は生じます。 (筆者注1)

2.内蔵ソフトの修正
ご指摘のROM修正などは行なってはおりません。

よろしくお願いいたします。

01/02/15(木) 11:45 CanonST MM(LEQ00360)
>#1088
01088/01097 GCH05635 大竹 良秀 RE:EOS1Nのファインダ視野率とROM修正に
(17) 01/02/15 17:00 01087へのコメント コメント数:1

CanonST MMさん こんにちは

ご回答ありがとうございました。

早速で申し訳ありませんが、重ねてお伺いいたします。

1.ファインダ視野率
>EOS-1Nの規格としては、EF50mm f1.8 ∞で 99±1%です。

  ここで規格として というのは、貴社の製品検査に合格し、
 出荷される個体毎の視野率がEF50mm F1.8 ∞で 99±1%で
 ある という意味なのでしょうか。
 つまり、出荷されている個体にはファインダ視野率98%の
 ものがあり、100%のものもある という意味なのですか。
 あるいは他の意味なのでしょうか。 (筆者注2)


2.内蔵ソフトの修正
>ご指摘のROM修正などは行なってはおりません。

  ことの次第によってはかなり重大なことになりかねないよ
 うに思えますので、このような調子でお答えいただくのも当
 然かなー とも思いますし、それなりの社内調査を行ってい
 ただい上でのご回答とは拝察申し上げますが、このご回答は、
 私が直接貴社の別のセクションとのやり取りから得た結果=
 情報とは矛盾するのです。
  もちろん、いまこの情報が絶対正しいと主張するつもりは
 ありませんが、(私の情報が間違っていたり、私の解釈が間
 違っている可能性も当然ありうるわけですが)それなりの確
 度はある情報だと思っています。

  お手数ですが、もう一度お調べいただけませんでしょうか。
 
  よろしくお願いいたします。 

                   大竹 良秀

電子会議 (1:発言 2:コメントを読む 改行のみ: 読む) 通常モード
>2
01097/01097 LEQ00360 CanonST MM RE^2:EOS1Nのファインダ視野率とROM修正
(17) 01/02/20 11:54 01088へのコメント

大竹 良秀 様

再度、お問い合わせ頂きました件につきましてご返答いたします。

1.ファインダー視野率
ご指摘の通りです。(筆者注2)

2.内蔵ソフト修正 
ご指摘のROM変更につきまして調査いたしました結果、前回ご返答いたしま
したように修正等は行なっておりません。(筆者注3)
尚、弊社サービス窓口にて“ROM修正を行った”とお伝えいたしました件に
つきましては、内容に間違いがありましたこと深くお詫び申し上げます。
サブダイアルの誤作動につきましては、裏蓋及び接点関連部品を交換の上、
処置させていただきました。
大竹様へは、大変ご迷惑をおかけいたしましたことを重ねてお詫び申し上げ
ます。

01/02/20(火) 11:17 CanonST MM(LEQ00360)
電子会議 (1:発言 2:コメントを読む 改行のみ: 読む) コメントモード(N)
>1
属性 (1:メッセージ 2:コメント)
:2
01097 へのコメント
本文(300 行まで 終了は行頭で/E)
キヤノン社 御中

 お世話になります。
 ご回答ありがとうございました。

>1.ファインダー視野率
> ご指摘の通りです。

これについては、”それならば” というご質問が有るのですが、
それは一旦置いときまして、後日に回し、


>2.内蔵ソフト修正
>ご指摘のROM変更につきまして調査いたしました結果、前回ご返答いたしま
>したように修正等は行なっておりません。

 貴社 MMさん名でのこのご回答に、強い憤りを表明するとともに、以下の
とおり反論と、3たびの調査とご説明を要請します。


> 尚、弊社サービス窓口にて“ROM修正を行った”とお伝えいたしました件に
> つきましては、内容に間違いがありましたこと深くお詫び申し上げます。

 いいかげんなことをいいなさんな。

 いつ私が、貴社のサービス窓口で ”お伝えいただいた=お聞きした”
と発言したのですか。私は ”結果=情報を得た”と発言したはずです。
”結果”は同時に情報であり、 その付属書類の内容も情報でしょ?

それとも貴社は、私がいいかげんな情報や推測や憶測で、当初の発言:
#1077で

>2.ボデー液晶表示部の露出補正値が勝手に+3になり、その後ボデーが
>一切操作不能になるトラブルに対し、ROM(内蔵ソフト)の修正が
>行われ、修正後のROMなら同じ原因が生じても裏ブタのサブダイヤル
>が無効になるだけで、その他の機能は動作し、露出補正は+-ボタンと
>メインダイヤルで可能になっているように思えます。
(中略)
>それに、これは製品のかなりの重大な欠陥と思えますから、本来なら
>無償扱いにすべきものと思いますが、実際はどうなっているのでしょう
>か。

をして、貴社を困らせようとしているとか、貴社の信用を失わせようと
しているとでもおっしゃりたいのでしょうか。それなら、”私がこの場
で根拠のない発言をして、貴社を誹謗・中傷している”として、私の
発言を削除されますか? そうされたら貴社は公開の場で私を侮辱した、
私の名誉を毀損した ことになり得ると責任者の方は承知しておかれた
ほうがよいと思います。

 どこでどんな方法でどんな調査をされたのか、どの責任者レベルまで
入って社内で議論されたのか私にはわかりませんが、少なくともこの件
に関する限り、貴社が私の依頼に応じて出した結果とそれ関する書類に
記載された内容は、私の発言が100%正しいことを示しています。

  (中略)

もう一度調査し、EOS−1NユーザがEOS−1Nを携えて、撮影に行っ
た先で、このトラブルに見まわれ、絶好のシャッターチャンスを失ったり、
引受けた仕事を完成出来なかったりすることが減少するよう、貴社のユーザ
に対する責任においてきちんと公表し、対処してください。

  (以下略)

                        大竹 良秀
    (http://www.cosmos21.co.jp/information/photomtrl.htm
           別称 あまのたいら)







(筆者注1)
この回答を考えた人は、カタログの100%表記(つまり嘘)と実物の98%とをこれでつじつまを合わせたつもりなのでしょうが、筆者にはまさに宗男や雪印・日本ハムの被逮捕役員社員に劣らない厚顔無恥のヤカラに思えます。




































(筆者注2)
よくもまあぬけぬけとこんな嘘をつけるものですね。

2002年6月に、キヤノン森ノ宮のサービスに電話で「以前にEOS-1Nのファインダー視野率は98〜100%と説明を受けたことがあるがそうなんですか」と質問したら、ここの所長さんいわく、「我々は(サービスセンターの最高責任者でも)それには答えられない」のだそうです。
それなら(サービスが悪くならないうちに)手持ちのボデーを100%に調整してほしいと頼んでみたら、「ボデーの実力がそこまでない」のでできないのだそうです。

当然でしょう。もともと98%で設計・製造されてるのでしょうから。
こういう場合は「実力がないから」ではなく、「98%で基本設計されているから」できない というものだとおもいます。

キヤノンという会社は新製品開発には一生懸命のようですが、それ以前の「当たり前のことを当たり前にする」ことができない会社のようです。

ニコンやミノルタやエプソンなら、食い違いが判明した時点でカタログを訂正し、率直にお詫びしてます。
今回のようなソフトの不具合が判明したら速やかに公表し、リコールしています。


(筆者注3)
使っているROMが書き換えできいタイプであることは口が裂けても言いたくないようです。言ってしまえば話は非常にわかりやすいのですが。
まさかこの種のROMには狂牛病のもとが付いているわけではないでしょうに。

ちなみに、EOS-1VのROMも同タイプだそうです。